被告に死刑判決、初めての謝罪も ボストン爆破テロ

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ツァルナエフ被告は事件後初めて、被害者と遺族に対する謝罪を口にした=Art Lien

ツァルナエフ被告は事件後初めて、被害者と遺族に対する謝罪を口にした=Art Lien

爆弾テロでは女性2人と8歳の少年が死亡、260人以上が負傷。17人は手足を切断する重傷を負った。事件後にツァルナエフ兄弟を追っていた警察官1人も殺害された。

公判では被害者や遺族も証言に立ち、家族を失った悲しみや人生が一変してしまった苦しみを訴えた。8歳だった息子を失ったビル・リチャードさんは、ツァルナエフ容疑者に少しでも人間性があれば思いとどまることもできたはずだと指摘し、「私たちは平和を選ぶ」と力を込めた。リチャードさん一家は、死刑が言い渡されて上訴手続きが長引くことは望まないとの理由から被告には終身刑を希望。検察側に対し死刑の求刑を取り下げるよう求めていた。

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