テロ監視下の男を警官らが射殺 ボストン

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テロ監視下の男を警官らが射殺 ボストン

(CNN) 米ボストン市内で2日、イスラム過激派にかかわっていたとされる男が刃物を振り回し、警官らに射殺された。男は約2年以上前から対テロ当局による24時間監視の対象になっていたという。

射殺されたのはウサーマ・ラヒム容疑者(26)。ボストン市警のエバンス本部長によると、同日午前7時ごろ、警官と連邦捜査局(FBI)の捜査員らのチームが声をかけたところ、同容疑者は警官らに向かって大きな刃物を突き出した。

チームは後退し、刃物を手放すよう指示したが、同容疑者が従わなかったため警官と捜査員の2人が発砲。容疑者は腹部などを撃たれて死亡したとされる。現場の様子は防犯カメラに記録されているという。

FBIはイスラム過激派に関連するテロ捜査の一環として、「シリア・イラク・イスラム国(ISIS)」などに感化されたとみられるラヒム容疑者ら3人を監視していた。同容疑者の行動に最近変化がみられ、ソーシャルメディア上に警察への脅迫を書き込むなどしていたため、チームが出動に踏み切ったとされる。

一方、同容疑者の兄弟でカリフォルニア州オークランドにあるモスク(イスラム教礼拝所)の指導者、イブラヒム・ラヒム氏は、ウサーマ容疑者が出勤途中のバス停で背中を3回撃たれたと主張。同容疑者のために祈ってほしいと呼び掛けた。

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