緊張高まる南シナ海、その現状は

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豊富な天然資源が眠っていると見られている

豊富な天然資源が眠っていると見られている

中国の習近平(シーチンピン)国家主席は今年9月の訪米時、首脳会談の席で、島を軍事拠点化しないと明言した。しかし、専門家は、人工衛星の写真などから、爆撃機の配備も可能だとみている。

米政府は南シナ海での領有権問題からは距離を置いている。米国はまた、国際法と航行の自由を盾に、各国が領有を主張する周辺地域へ船舶や航空機を送り込んでいる。南シナ海の中国が領有権を主張する地域へは、5月に偵察機を飛ばしたほか、10月にはイージス艦を派遣している。

専門家によれば、国際法では、人工島からの12カイリを「領海」と主張することはできない。領海を主張するには、陸地が満潮時に水面上に出ていなければならないという。

この地域には豊富な天然資源が眠っているとされる。特にマレーシアやベトナムの沖合には油田やガス田が確認されている。探査は行われていないものの、スプラトリー諸島周辺も石油などの天然資源が豊富に眠っているとみられている。

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