「世界最小のヘビ」、バルバドスで20年ぶりに発見 目撃例は数えるほど
「世界最小のヘビ」、バルバドスで20年ぶりに発見
(CNN) スパゲティーほどの細さで世界最小とされるヘビ「バルバドスホソメクラヘビ」がこのほど、カリブ海の島国バルバドスで見つかった。
バルバドスホソメクラヘビの目撃情報は極めてまれで、環境保護団体「リ・ワイルド」とバルバドス環境・国土美化省によると、科学者によって目撃されたのは20年ぶりだという。現地で行われた環境調査の際、岩の下に潜んでいるのが発見された。
実際1889年の発見以来、バルバドスホソメクラヘビが記録された事例は数回にとどまる。理由は単純に小さく、見つけにくいからだ。
完全に成長しきったバルバドスホソメクラヘビでも体長は7.6~10センチほど。それゆえ世界最小のヘビとされる。
研究者は確認のため顕微鏡で観察した後、この個体をバルバドスの自然に放した。