大統領選の選挙資金集め、トランプ陣営は34億円 民主党候補を圧倒

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トランプ大統領の陣営が今年1~3月期に集めた金額は民主党候補らをはるかに上回った/Scott Olson/Getty Images North America/Getty Images

トランプ大統領の陣営が今年1~3月期に集めた金額は民主党候補らをはるかに上回った/Scott Olson/Getty Images North America/Getty Images

ワシントン(CNN) 来年の米大統領選に向けた選挙資金として、トランプ大統領の陣営が今年1~3月期に集めた額は3030万ドル(約34億円)と、民主党候補らをはるかに上回っていたことが分かった。

トランプ氏が大統領就任後に集めた資金としても最高額を記録した。

トランプ陣営が15日、連邦選挙委員会に出した申告によると、この期間の支出は880万ドルにとどまり、中間選挙で共和党候補を支援した前期から大きく減った。結果として陣営の手元には現在、4080万ドルの資金が残っている。

また共和党全国委員会では最近、予算の使い方を決めるトランプ氏の権限が強化された。党の予算を加えると、同氏は総額8000万ドルの資金を握っていることになる。

共和党への大口献金で知られるアリゾナ州の石油投資家、ダン・エバーハート氏は「今回の大統領選に使われる資金は史上最大の規模になる」との見方を示した。

1~3月期の支出の内訳では、オンライン広告費がトップだった。また裁判費用が約160万ドルと、支出全体の18%近くを占めていた。

民主党候補の中ではサンダース上院議員が1820万ドルと、最も多くの資金を集めた。手元にある資金は2660万ドルと申告している。

「米大統領選2020」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]