トランプ氏、メキシコへの追加関税90日間延期 首脳が電話協議

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カリフォルニア州の国境を越え、検問所に向かうメキシコのトラック=4月2日/Sandy Huffaker/AFP/Getty Images

カリフォルニア州の国境を越え、検問所に向かうメキシコのトラック=4月2日/Sandy Huffaker/AFP/Getty Images

(CNN) トランプ米大統領は7月31日、米国にメキシコから輸入される製品に8月1日から課すとしていた30%の追加関税の発動を90日間延期すると発表した。この間、特定のメキシコ製品に課している現行の関税25%は維持される。

トランプ氏とメキシコのシェインバウム大統領が31日、電話で協議した。

トランプ氏は協議で互いに理解が深まったとしつつ、国境を接していることから他国とは異なる複雑さがあると指摘した。また、メキシコがいわゆる非関税障壁を即時撤廃すると述べたが、メキシコがどのような変更を行うかは具体的に示さなかった。

一方、シェインバウム氏はトランプ氏が敬意を持って対応していると評価し、他国と比べてメキシコが米国と可能な範囲で最良の取引をしていると主張した。また、冷静さを保ち、自国の原則をしっかり守るという戦略が功を奏しているとの考えを示した。

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