米大統領選の民主党候補、ハリス上院議員の支持率上昇 CNN世論調査

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民主党候補のなかで、ハリス上院議員の支持率が上昇している/Edward M. Pioroda/CNN

民主党候補のなかで、ハリス上院議員の支持率が上昇している/Edward M. Pioroda/CNN

(CNN) 来年の米大統領選に向けた最新の世論調査で、野党・民主党からの出馬が予想される候補者のうち、ハリス上院議員の支持率が急上昇していることが分かった。

調査はCNNが世論調査会社SSRSに委託し、14日から17日にかけて実施した。

民主党の候補指名レースでは20~30人の名前が挙がるなか、民主党員と同党寄りの無党派層を合わせた支持率は、バイデン前副大統領が28%で依然トップ。サンダース上院議員が20%で2位につける構図は変わっていない。

これに続くのがハリス氏で、12月の前回調査で4%だった支持率を12%に伸ばした。ハリス氏への支持はあらゆる層で強まっているが、特に無党派層よりも民主党員、穏健・保守派よりリベラル派、白人以外の人種での支持率がいずれも10ポイント、女性有権者で9ポイントの伸びを示した。

14日に出馬を表明したオルーク前下院議員は、11%の支持を得て4位に入った。

この4人のほかに民主党で支持率1%を超えたのはウォーレン上院議員(6%)、ケリー元国務長官(4%)、ブッカー上院議員(3%)、クロブチャー上院議員(3%)という顔ぶれだった。

大統領選の投票には全体の4割が「非常に強い」意欲を示し、この時期としては近年例をみないほど高い割合となった。CNNが投票意欲の質問を設けたのは04年大統領選に向けた世論調査からで、これまでの最高記録は08年の大統領選直前の37%だった。

ただし、昨年の中間選挙では民主党支持者が特に高い投票意欲を示し、下院の過半数奪還を果たしたのに対して、今回の調査では与党・共和党側の熱意が目立っている。投票意欲が「非常に強い」と答えた人の割合は共和党支持者で57%、民主党支持者で46%、無党派層で26%だった。

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