大坂なおみ、全仏オープン欠場 「ハムストリングがまだ痛い」

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全米オープンテニス女子シングルスで優勝し、カップにキスをする大坂なおみ選手=9月12日、米ニューヨーク市/Matthew Stockman/Getty Images North America/Getty Images

全米オープンテニス女子シングルスで優勝し、カップにキスをする大坂なおみ選手=9月12日、米ニューヨーク市/Matthew Stockman/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) テニスの全米オープンで優勝した大坂なおみ選手(22)が17日、フランスのパリで開かれる全仏オープンを欠場すると発表した。

大坂選手はツイッターとインスタグラムへの投稿で、「残念ながら今年のフレンチオープンの出場を断念することにしました」と報告。太もも裏のハムストリングがまだ痛むと打ち明け、「2つの大会の日程が近いため、体をクレーコートに向けて整える時間が足りない」と説明している。

大坂選手は全米オープンの試合もハムストリングをテーピングして出場した。記者団の取材に対しては、全米オープン開幕の1週間前にニューヨークで開かれたウエスタン・アンド・サザン・オープンで、ハムストリングを痛めたと話していた。

ウエスタン・アンド・サザン・オープンはハムストリングのけがを理由に決勝戦を欠場し、ビクトリア・アザレンカ選手に優勝を譲ったが、全米オープンでは12日の決勝でアザレンカ選手を破って優勝を果たした。

この優勝で、大坂選手の女子シングルス世界ランキングは大会前から6位上昇して3位になった。

全仏オープンについては大坂選手に加え、世界ランキング1位のアシュリー・バーティ選手(オーストラリア)も、新型コロナウイルスや準備不足を理由に欠場を発表していた。全仏オープンは今月27日に開幕する。

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