人気沸騰のぬいぐるみ「ラブブ」、希少な初代モデルが2200万円で落札

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「ラブブ」に特化したオークションが中国・北京で開催され、希少な初代ラブブが約2200万円で落札された/Tingshu Wang/Reuters

「ラブブ」に特化したオークションが中国・北京で開催され、希少な初代ラブブが約2200万円で落札された/Tingshu Wang/Reuters

(CNN) 世界中で熱狂的な人気を誇るフィギュア「ラブブ」に特化したオークションが10日、中国・北京で開催され、希少な初代ラブブが108万元(約2200万円)で落札された。

初代ラブブはグレムリンのような見た目で、鋭い歯とやんちゃな笑みを浮かべた、全高131センチのミントグリーンの毛色をしたフィギュア。普段はジュエリーや現代美術品の販売を専門とする永楽国際拍売がオークションを手がけた。

ラブブは現在、世界で最もはやっているぬいぐるみで、生みの親は香港出身のイラストレーター、カシン・ロン氏。中国の玩具大手ポップマートが販売している。

ここ数カ月で人気が急上昇し、世界中で買いあさりが起こり、販売店の前ではファン同士のいざこざが起きることもある。

ポップマートが拠点を置き、玩具のほとんどを生産している中国でさえ、ラブブの入手は至難の業だ。

「世界初」と銘打たれたこの特別イベントでは、計48体の初代ラブブが出品された。

2番目の高値が付いた全高160センチの茶色のラブブは、11万4086ドル(約1700万円)で落札された。このタイプのラブブは世界に15体しか存在しないという。

他のフィギュアも軒並み1000ドル以上で落札された。

中国での爆発的な需要により、ラブブの価格が高騰することも珍しくない。例えば、国営メディア「封面新聞」によると、ブラインドボックス方式で売られているラブブの最新シリーズ3.0は、当初約81ドルだったが、中古市場では最高278ドルで取り引きされているという。

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