ロシア元スパイ襲撃、英警察が容疑者特定と情報筋

英ソールズベリーで起きた元スパイ襲撃事件で、警察が容疑者を特定したという/Dan Kitwood/Getty Images Europe/Getty Images

英ソールズベリーで起きた元スパイ襲撃事件で、警察が容疑者を特定したという/Dan Kitwood/Getty Images Europe/Getty Images

ロンドン(CNN) 英南西部ソールズベリーで今年3月に起きたロシア人元スパイらの襲撃事件に関連し、捜査状況に詳しい情報筋が19日、CNNに対して、英警察が容疑者2人を特定したと明らかにした。

ソールズベリーで今年3月4日、元スパイのセルゲイ・スクリパリ氏と娘のユリア氏がベンチで意識を失っているところを発見され、同地の病院に収容された。英政府は、2人がロシア製の神経剤「ノビチョク」によって襲撃されたと主張したが、ロシアは関与を否定している。

上記の情報筋は容疑者2人について、襲撃後に民間の航空便で英国から出国したと説明。出国を示す暗号化されたロシア語のメッセージがモスクワへ向けて送信されており、これをキプロスにある英当局の拠点が傍受したという。

英警察は、ソールズベリー市内や英国内の空港の監視カメラを数カ月にわたって検証し、容疑者2人を特定した。

顔認証技術による分析の結果、これまでスパイとして記録されていない人物が浮かび上がってきたと情報筋は語っている。この後、容疑者が乗ったと思われる便の乗客名簿と照らし合わせ、出国を確認したという。

搭乗の際、容疑者2人は偽名を使用。ロシア人かどうかも現時点で不明だ。

今回の報道に対して駐英ロシア大使は「英国の外交機関が内容を裏付ける声明を出していない」と指摘。信憑(しんぴょう)性に乏しいとの見方を示唆した。

英国では今月初めにも、ソールズベリー近郊のエイムズベリーでノビチョクに接触したとみられ重体に陥っていた男女のうちの女性が死亡。警察が殺人事件として捜査を開始している。

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