「唯一の武器は白衣」 パレスチナ人看護師、狙撃され死亡

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血で汚れた白衣を掲げるラザンさんの母親

血で汚れた白衣を掲げるラザンさんの母親

1日にラザンさんと一緒にボランティアをしていて自分も左足を撃たれたというラミ・アブ・ジャザールさんは、松葉杖をつきながら3日の抗議デモに参加した。

ジャザールさんによると、ラザンさんなどパレスチナの医療救援団体に所属するボランティアは、この日も負傷者を手当てするために集まっていた。

ラザンさんが銃撃される10分前にボランティアが携帯電話で撮影したというビデオには、ラザンさんを含む一行が、医療従事者の身分証明書を掲げながら、徐々に前へ進む様子が映っている。

抗議デモ参加者は催涙ガスを浴びせられていたといい、「フェンスの近くにいた男性が、『助けてくれ』と呼んでいた。ラザンは彼を助けに行った」。ジャザールさんはそう語る。

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