米ニューヨーク州、入境前後のコロナ検査義務付けへ

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米ニューヨーク州は新型コロナウイルス感染拡大の防止策として、入境前後の検査を義務付ける/Spencer Platt/Getty Images

米ニューヨーク州は新型コロナウイルス感染拡大の防止策として、入境前後の検査を義務付ける/Spencer Platt/Getty Images

(CNN) 米ニューヨーク州のクオモ知事は31日、新型コロナウイルス感染拡大の防止策として、州外から訪れる大半の人に対し、前後の検査を義務付けると発表した。

新たなルールは4日から発効する。隣接するコネティカット、ニュージャージー、ペンシルベニア各州と行き来する場合を除いて、州外からの訪問者は全員、到着前3日以内に検査で陰性判定を受ける必要がある。

さらにニューヨーク州に入った後、3日間の隔離後に2回目の検査を受ける。陰性ならそれ以上の隔離は不要だが、陽性反応が出れば引き続き隔離される。検査を拒否した人には14日間の隔離が義務付けられる。

州の住民も24時間以上州外へ出た場合は同じ手順に従う。24時間未満の場合は2回目の検査だけ受けるよう求められる。

同州は6月末以降、感染者の多い州からの訪問者を対象に14日間の隔離を義務付けてきた。クオモ知事は新ルールの発表にあたり、11月下旬の米感謝祭で学生らの帰省が増えるとの見通しを示し、「家族だから感染の心配がないと思ってはいけない」と強調した。

州当局者らによると、新ルールも14日間の隔離措置と同様、自己申告に基づいて運用される。

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