歴代の最高裁判事は114人、6人を除いて全員が白人男性
ソトマイヨール氏とケイガン氏は最高裁判事としてとどまっている。ギンズバーグ氏の死去に伴い、最高裁判事は現在8人となっている。
アフリカ系(黒人)の最高裁判事は2人で、サーグッド・マーシャル氏とクラレンス・トーマス氏がこれまでのところその任に就いた。
最初の指名はジョンソン大統領がマーシャル氏を指名した1967年だった。トーマス氏は1991年にブッシュ(父)大統領が指名した。
ソトマイヨール氏は4人の女性判事のうちの一人であり、最初で唯一のヒスパニック系の判事でもある。ポルトガル系のベンジャミン・カードーゾ氏を最初のヒスパニック系の判事と考える人もいるが、カードーゾ氏は現在の国勢調査の基準を満たしていない。
アジア系や先住民、太平洋諸島の出身である最高裁判事はこれまでのところいない。
米国の大統領にユダヤ系はいないが、最高裁判事にはこれまで8人のユダヤ系が就任した。
創設時はほぼ全ての判事がプロテスタントだった。114人全員をみても、プロテスタントが過半数を占める。