ロシア介入疑惑 特別検察官の捜査、来週にも終結か

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バー司法長官(右)が来週にも終結を発表する方向で調整しているという/Getty Images/AP

バー司法長官(右)が来週にも終結を発表する方向で調整しているという/Getty Images/AP

ワシントン(CNN) ロシアの米大統領選介入疑惑に関するマラー特別検察官の捜査について、バー司法長官が来週にも終結を発表する方向で調整していることが21日までにわかった。事情に詳しい関係者が明かした。特別検察官をめぐる規定では、マラー氏は捜査終結に際し「機密」報告書を司法長官に提出する必要があるが、議会や国民への共有は求められていない。

バー氏は捜査終結を発表した後、マラー氏がまとめた機密報告書の要約を議会に送付する見通し。

発表の正確なタイミングは変化する可能性がある。

議会に送付される報告内容の範囲や骨組みは依然不明。議会への報告の準備にどれだけ時間がかかるかも分かっていない。

ただ、トランプ大統領は近く北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談に向けて出発する予定だ。司法省当局者はホワイトハウスの外交努力の妨げとならないように配慮しており、発表のタイミングに影響が出る可能性もある。

バー氏は報告書の内容に関して、議会や国民に対する「透明性」をできる限り高めたいとしている。

特別検察官をめぐる規定では、マラー氏は捜査終結に際し「機密」報告書を司法長官に提出する必要があるが、議会や国民への共有は求められていない。さらにバー氏が強調するように、司法省は一般に、訴追されていない人物に関する否定的な情報の公開には慎重だ。

このため、マラー氏の捜査結果をどの程度議会に公表すべきかが今後の焦点となる。

トランプ氏は20日、マラー氏による報告書の提出を来週のベトナム滞在中とすべきかどうか、決断は「完全にバー氏次第だ」と述べた。

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