トランプ氏長男とロシア人弁護士の会合、少なくとも8人出席

2017.07.15 Sat posted at 13:21 JST

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ワシントン(CNN) トランプ米大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏らが大統領選期間中の昨年6月にロシア人弁護士と面会していた件で、この面会に少なくとも8人が出席していたことが15日までに分かった。

新たに判明した出席者をめぐっては、米AP通信が14日、ロシア系米国人のロビイスト、リナット・アフメトシン氏がトランプ・ジュニア氏との面会に同席していたことを明かしたと最初に報じた。

これまでに出席が確認されているのは、トランプ・ジュニア氏、トランプ氏の娘婿のジャレッド・クシュナー上級顧問、ポール・マナフォート選対本部長(当時)、ロシア人弁護士のナタリア・ベセルニツカヤ氏、アフメトシン氏のほか、面会を設定した広報業者のロブ・ゴールドストーン氏。これに加え、事情に詳しい情報筋はCNNに、少なくとも他に2人が同席していたことを明かした。1人は翻訳者で、もう1人はゴールドストーン氏に面会の設定を依頼したロシア人一家の代理人だという。2人の名前は不明。

ロビー活動関連の記録によると、アフメトシン氏はベセルニツカヤ氏の団体の登録ロビイスト。同団体はロシアへの制裁措置を定めたマグニツキー法の撤廃を米政府に働きかける取り組みをしてきた。マグニツキー法は人権侵害を行ったと判断されたロシア人へのビザ発給禁止や資産凍結を定めたもの。

ベセルニツカヤ氏は、ロシア政府がマグニツキー法に対抗して、米国民によるロシア人の子どもの養子縁組を禁止した措置の撤回を求めて団体を設立。あわせてマグニツキー法の撤廃も目指していた。

共和党のチャールズ・グラスリー上院議員は今年初め、ケリー米国土安全保障長官に宛てた書簡でアフメトシン氏について、「ロシアの利益のために活動する未登録の代理人との批判が出ているロシア系移民で、ロシア情報機関とつながりがあるみられる」と指摘していた。

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