FBI新本部の建設計画を断念、トランプ政権に批判も

2017.07.13 Thu posted at 17:13 JST

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(CNN) 米連邦政府の調達局(GSA)と米連邦捜査局(FBI)は13日までに、オバマ前政権時代に浮上していたFBIの新たな本部建設計画を白紙に戻す方針を決めた。

GSAは声明で、建設費用の手当てが出来ず、棚上げ状態にしておけば工費の増大を招く可能性に言及。また、GSAが工費ねん出のため開発業者への売却を検討していた首都ワシントンにある現在の本部の不動産価値の減少につながりかねないとの理由にも触れた。

GSAは2017会計年度予算で14億ドルの建設費計上を当初求めたが、5億2300万ドルしか配分されていなかった。

声明はただ、建設計画を断念したとは言え、新本部の必要性は減じたわけではないと強調。GSAとFBIは今後もFBIが必要とする事務所の広さの問題に対応するため協働を続けると述べた。

新本部建設計画の中止を受け、メリーランド州選出の米上下両院の議員は国家安全保障を損ねる措置として反発。「FBIの核心的な任務はトランプ政権が本日下した決定でないがしろにされている」などと批判した。他の民主党議員も中止決定に同意出来ないとする声明を出した。

また、新本部建設の候補地ともされていた自治体も失望を表明した。候補地にはメリーランド州プリンスジョージ郡やバージニア州フェアファクス郡などが取り沙汰されていた。

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