アップル創業時のパソコンが競売に 予想落札1000万円

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オークションに出品予定の「アップルI」=クリスティーズ提供

オークションに出品予定の「アップルI」=クリスティーズ提供

ニューヨーク(CNNMoney) 米アップルが1976年に初の商品として開発したパソコン「アップルI」が、ロンドンで10月9日、競売大手クリスティーズのオークションにかけられる。落札価格は7万9000~12万6500ドル(約619万~990万円)に上ると予想される。

アップルIは、アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアック氏が設計と製作、故スティーブ・ジョブズ氏が営業と販売を担当した。シリコンバレーの店舗オーナーから1台500ドルで50台の注文を受け、30日間で完成。1台666.66ドルで店頭に並んだ。両氏はその後さらに150台を作り、友人や他社に販売した。

クリスティーズによると、このうち現在残っているのは50台前後。今回売りに出される1台は22番目に作られ、同社の元従業員が所有していたという。

アップルIは回路基板のみで、現在のパソコンのようなケースや電源、キーボード、モニターも付いていない。しかし、今年6月に競売大手サザビーズのオークションに出品された1台は、予想の約2倍に上る37万4500ドルで落札された。

クリスティーズでも10年11月、発売当時の箱や説明書、ジョブズ氏の署名入りメッセージが付いたアップルIがオークションにかけられ、21万2267ドルで落札されている。オークション会場にはウォズニアック氏が登場したが、今回も顔を出すかどうかは明言していない。

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