移民収容施設の地下に掘りかけのトンネル 豪西部

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掘り出された土は約50センチある建物の床と地面の間にまかれていた/Courtesy Refugee Action Coalition

掘り出された土は約50センチある建物の床と地面の間にまかれていた/Courtesy Refugee Action Coalition

豪国境警備局(ABF)の報道官はCNNに、施設からの脱出を図ったとみられる動きを阻止したと述べた。収容者全員の所在が確認され、連邦警察が捜査にあたっているという。

現場は西部の都市パースの東約100キロに位置する収容所。政府の最新データによると、2月末の時点で犯罪などを理由に在留資格を取り消された男性315人が収容されていた。

同国内の収容施設には2月末の時点で、イランやニュージーランドからの移民合わせて約1500人が拘束されていた。収容期間は大半のケースで1年を超え、5年以上に及ぶ収容者も106人いた。

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