米朝、交渉係の交換を検討 正式な外交関係樹立へ一歩

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共同文書に署名する米朝首脳。正式な外交関係の樹立に向けて、人員交換が検討されている/Handout/Getty Images AsiaPac/Getty Images

共同文書に署名する米朝首脳。正式な外交関係の樹立に向けて、人員交換が検討されている/Handout/Getty Images AsiaPac/Getty Images

(CNN) 米国と北朝鮮が正式な外交関係の樹立へ向けた一歩として、交渉係の交換を検討していることが19日までにわかった。検討について知る情報筋2人がCNNに明らかにした。

米朝は今月下旬にベトナムで、2度目となる首脳会談の実施を予定している。

米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は昨年、シンガポールで初の米朝首脳会談を実施していた。当時、両首脳が署名した共同文書には、平和と繁栄を支持する両国の人々の希望にそって新しい米朝関係を構築することに対し両国が関与することも盛り込まれていた。

情報筋は、共同文書によって、物事が順調に進んだ場合に、ある種の公式な関係を再構築することの可能性が残されたと指摘する。

情報筋によれば、米国側は、事務所の開設のために複数の交渉係を北朝鮮に送り込む可能性がある。韓国語を話せる外交部門の上級幹部が監督にあたるとみられる。

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