北朝鮮と韓国、合同チーム結成へ 東京五輪に向け

北朝鮮、韓国の当局者とIOCは2020年東京五輪での合同チーム結成や32年夏季五輪の共催を目指す可能性を協議/SALVATORE DI NOLFI/AFP/AFP/Getty Images

北朝鮮、韓国の当局者とIOCは2020年東京五輪での合同チーム結成や32年夏季五輪の共催を目指す可能性を協議/SALVATORE DI NOLFI/AFP/AFP/Getty Images

(CNN) 北朝鮮と韓国の当局者は15日、スイスのローザンヌで国際オリンピック委員会(IOC)の関係者と会談し、2020年東京五輪に向けて一部競技での南北合同チーム結成を認めるよう要請した。

南北とIOCはまた、32年夏季五輪の共催を目指す可能性についても協議。IOC側はこの取り組みを歓迎した。

IOCが会談後に明かしたところによると、南北はバスケットボール女子、ホッケー女子、柔道の混合団体、ボートの4競技で合同チームを結成したい考えだという。ボートは男女フォア、4人スカル、エイトといった種目が対象となる。

18年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪では、女子アイスホッケーの合同チームが開催国枠で自動的に出場できた。東京五輪の場合はこれと異なり、合同チームは出場権獲得を目指して予選を戦うことになる。

また、他の選手と同様のドーピング検査を受けることにもなるが、世界反ドーピング機関(WADA)は北朝鮮による規定違反を認定しているため、この点は問題となる可能性がある。

18年の平昌五輪女子アイスホッケーでは、冬季五輪で初めて南北合同チームとして出場/JUNG YEON-JE/AFP/AFP/Getty Images
18年の平昌五輪女子アイスホッケーでは、冬季五輪で初めて南北合同チームとして出場/JUNG YEON-JE/AFP/AFP/Getty Images

ただ、IOCは声明で「WADAや他の関係機関と連携し、北朝鮮のオリンピック委員会(NOC)を追加支援する可能性を模索していく」と述べた。

IOCは3月26~28日にローザンヌで行われる次回理事会で判断を下す予定。

IOCのバッハ会長は今回の協議について「スポーツが再び朝鮮半島と世界の平和に貢献できることを改めて示すものだ」としている。

韓国の都鍾煥(トジョンファン)文化体育観光相は、南北共催の招致に関して引き続き北朝鮮と緊密に連携していくと説明。北朝鮮オリンピック委員会委員長を務める金日国(キムイルグク)体育相は「韓国と共催を目指す見通しとなり、非常に感動し興奮している」と述べた。

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