コガタペンギンが巣穴から盗まれる、密輸の可能性も NZ

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巣の中で卵に寄り添うコガタペンギン/Brent Tandy/New Zealand Department of Conservaiton

巣の中で卵に寄り添うコガタペンギン/Brent Tandy/New Zealand Department of Conservaiton

(CNN) ニュージーランドのホークスベイ地方でこのほど、コガタペンギンが巣穴から盗まれる出来事があり、当局は「計画的」な犯行とみて調査に乗り出した。犯罪集団による密輸の可能性を指摘する声も出ている。

自然保護当局によると、ペンギンが盗まれたのは24日。女1人と男2人がかなてこを使ってコガタペンギン3匹を捕獲する様子が目撃された。

ペンギンのうち1匹は現場に死骸が残されていた。保護当局の法令順守責任者、ロッド・ハンセン氏によると、翌日には別のペンギンが頭部に損傷を受けたとみられる状態で見つかったという。

ハンセン氏はCNNの取材に対し、「我々の見方では計画的な犯行だ。10代による仕業ではない」と話した。

コガタペンギンは通常、体重およそ1キロ、体長はわずか30センチ。ニュージーランド本島では最もよく見られるペンギンで、野生生物関連法に基づき保護されている。

コガタペンギンの違法売買について、ハンセン氏は把握していないとしつつも、その可能性は排除できないと述べた。

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