アフガン首都で自爆攻撃、15人死亡 タリバーンが犯行声明

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事件現場を洗い流す消防隊員

事件現場を洗い流す消防隊員

(CNN) アフガニスタンの首都カブールで21日、軍学校のバスが自爆攻撃を受け、少なくとも15人が死亡した。

アフガン国防当局の報道官がCNNに語ったところによると、現場はカブール中心街から10キロ余り離れた軍学校の近く。同校に通う訓練生を乗せたバスに、徒歩の自爆犯が攻撃を仕掛けた。

反政府武装勢力タリバーンの報道官が報道機関に、犯行を認めるメールを送り付けた。

同国ではこの1週間、相次ぐ襲撃で多数の死者が出ている。タリバーンは東部パクティア州で17日、少なくとも41人が死亡した警察本部の襲撃や、南部カンダハル州で19日に43人が死亡した軍基地への襲撃でも犯行を認めた。

カブール市内と中部ゴール州のモスク(イスラム教礼拝所)で20日に相次いだ自爆テロでも計59人が死亡したが、この事件の犯行声明は確認されていない。

アフガンではタリバーンや国際テロ組織アルカイダ、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」などが活動を続けている。

タリバーンは最近特に勢いを増し、支配下の地域や人口は2001年末の旧タリバーン政権崩壊後で最大の規模になっているとの指摘もある。

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