北朝鮮が豪州議会に書簡 「成熟した核保有国」を宣言

オーストラリアのビショップ外相

オーストラリアのビショップ外相

(CNN) 北朝鮮がオーストラリアなど各国の議会に宛てた公開書簡の中で、自国が「成熟した核保有国」であることを宣言するとともに、トランプ米大統領を「世界を恐るべき核の惨事に追い込もうとしている」人物だと批判していたことが21日までに分かった。

オーストラリアの地元紙が同国議会宛ての書簡を掲載し、同国外務省は内容は正確だと確認した。

オーストラリアのビショップ外相はこの書簡を「前代未聞」と形容。北朝鮮は通常、やり取りに当たり別の手段を選んでくると指摘した。

書簡は9月28日付けで、トランプ氏による国連総会での演説の約1週間後に送付されたものとみられる。トランプ氏はこの中で、「米国は大きな力と忍耐力を持っているが、自国や同盟国の防衛を迫られれば北朝鮮を完全に破壊するしか選択肢がなくなる」と述べていた。

北朝鮮は今回の書簡で、トランプ氏によるこの発言を宣戦布告に等しいと非難。「核保有国である朝鮮民主主義人民共和国を核戦争の威嚇により屈服させようとトランプ氏が考えているのであれば、それは大きな計算違いであり、無知の表れとなるだろう」としている。

オーストラリアのターンブル首相は地元ラジオとのインタビューで、今回の書簡を「基本的にトランプ氏がどれほど悪質かについてわめき散らしたもの」と評した。米国や同盟国が制裁を強化するなかで北朝鮮が焦りを深めていることの表れとの見方を示している。

北朝鮮外務省の報道官は今月、国営朝鮮中央通信(KCNA)に、オーストラリアが米国の反北朝鮮姿勢を支持していることについて「自殺行為」と述べていた。

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