アフガンのモスクで自爆攻撃相次ぐ、59人死亡

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自爆攻撃のあった首都カブールのシーア派モスク=20日

自爆攻撃のあった首都カブールのシーア派モスク=20日

カブール(CNN) アフガニスタンの首都カブールと中部ゴール州で20日、モスク(イスラム教礼拝所)を狙った自爆攻撃があり、アフガン内務省によれば、少なくとも計59人が死亡、55人が負傷した。現時点で犯行声明は出ていない。

カブールにあるシーア派モスクへの襲撃では、少なくとも39人が死亡、45人が負傷した。警察によれば、襲撃犯が夕方の早い時間帯にモスク内で自爆ベストを起爆させたという。

一方、ゴール州にあるスンニ派モスクへの襲撃では、少なくとも20人が死亡、10人が負傷。同州報道官は、襲撃犯が午後遅い時間帯の礼拝中に自爆ベストを起爆させたとしている。

米国務省のナウアート報道官は20日の声明で、今回の襲撃や今週アフガン国内で起きた他の襲撃を非難。「こうした無分別かつ卑劣な行為を前にしても、アフガニスタンに対するわれわれの姿勢は揺るがない」と述べた。

アフガンでは今回の襲撃の前日、反政府勢力タリバーンの戦闘員が南部カンダハル州にある基地を襲撃。アフガン国防省によれば、基地にいた兵士60人のうち43人が死亡、9人が負傷したほか、6人の行方が分かってない。

また17日には、東部パクティア州の州都ガルデスで警察本部に対する襲撃があり、少なくとも41人が死亡、多数が負傷していた。

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