消防団が連続放火か、出動の報酬狙い イタリア

2017.08.08 Tue posted at 09:31 JST

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(CNN) イタリアの警察は8日までに、同国シチリア島で、ボランティアの消防団が金銭目当てに放火を繰り返していた疑いがあるとして詐欺などの容疑で捜査していると明らかにした。

発表によると、2013年までさかのぼる火災に関連して、シチリア島の消防団員15人が捜査の対象になっている。放火だった疑いのある火災の件数や、誰が放火を指示したのかなどは不明。団員の氏名も公表していない。

調べによると、団員は自分たちで火災を起こして誰かが通報するのを待ったり、実際には起きていない火災について友人や家族に通報させたりしていた疑いがある。

警察は、この消防団のシフトの時に限って通報の件数が多かったことから捜査に着手。団員が報酬を得る目的で、故意に放火して自分たちで出動していたとみて調べている。

シチリア島などイタリア南部ではこの夏、山火事が頻発している。米航空宇宙局(NASA)によると、極端に乾燥した天候が続き、雨がほとんど降らないことから山火事につながった。

シチリア島の6月の降雨量は例年より40%少なく、猛暑が続いて湖や貯水池の水位も著しく低下。そのため消火作業が一層困難になっているという。

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