中国の川で魚が大量死、110トン回収 工業廃水が原因

香港(CNN) 中国中部の湖北省を流れる川で魚が大量死しているのが見つかり、当局は約40キロの範囲で110トンあまりの魚を回収した。国営新華社通信が4日に伝えた。

現場で撮影された写真には、川面や川岸が魚の死骸で覆い尽くされた様子が写っている。

原因について地元の環境当局は、湖北省の武漢郊外にある化学工場から高濃度のアンモニアが川に放出されたためだと説明している。同工場の廃水を調べた結果、アンモニアの濃度は国の基準を大幅に上回る1リットル当たり196ミリグラムに達していたという。

当局は5日、この地域で続いた干ばつで川の水位が大幅に低下したため、汚染物質の許容レベルが下がったとの見方を示した。工場から垂れ流しの廃水と下水が混ざって「生物学的危機」が発生したとしている。

湖北省の当局はこの工場の運営企業に対し、工場の操業停止と汚水管理対策の徹底を命じた。

CNNは5日、同社に取材を試みたが電話は話し中でつながらなかった。深セン証券取引所は同日、同社株の取引を停止した。

川の近くに住む住民は地元紙に対し、魚の大量死は2日から発生したと話し、「この区画の魚は大小を問わずほぼ全部死んだ」と語っている。

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