旅客機のエンジンから出火、LA国際空港に引き返す 米連邦航空局が調査

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サンカントリー航空403便の右エンジンから炎が吹き出す様子=14日/Ruth Sorensen

サンカントリー航空403便の右エンジンから炎が吹き出す様子=14日/Ruth Sorensen

(CNN) 米格安航空会社(LCC)サンカントリー航空のボーイング737型機が飛行中に右エンジンから出火し、ロサンゼルス国際空港に引き返す出来事があった。米連邦航空局(FAA)が調査を進めている。

出火が発生したのは14日。搭乗していたルース・ソレンソンさんはCNNの取材に、「離陸してまだ25分も経たない頃、機体に雷が直撃したか、何かが爆発したような音が響いた」「その後エンジンが停止する音が実際に聞こえ、炎が吹き出した」と証言した。

サンカントリー航空の声明によると、同機は乗客166人を乗せてミネアポリス・セントポール国際空港へ向かっていた。離陸後に片方のエンジンに「問題」が発生し、緊急事態を宣言したという。

パイロットは緊急事態を宣言して引き返し、ロサンゼルス国際空港に無事着陸。消防車に迎えられた後、地上走行でゲートへ向かった。

ソレンセンさんは「午前3時から8時半まで空港の床で眠り、新しいサンカントリー便で帰宅した」と振り返った。

サンカントリー航空は声明で「乗客と乗員の安全が当社の最優先事項であり、顧客の安全確保に尽力したパイロットと客室乗務員のプロ意識に感謝する」と述べた。

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