大リーグのオールスター、ナ・リーグが勝利 決着方法は初の本塁打競争で
アトランタ(CNN) 米大リーグ(MLB)のオールスターゲームは15日、ジョージア州アトランタで行われ、九回を終えて6―6で並んだ後、史上初めて採用された本塁打競争で決着がついた。本塁打競争を4―3で制したナショナル・リーグが勝利した。
ナ・リーグは1回表、デトロイト・タイガースのタリク・スクバル投手から先頭の大谷翔平、ロナルド・アクーニャ、ケテル・マルテが立て続けに安打を放ち、2点を先制した。
六回裏にはニューヨーク・メッツのピート・アロンソが3ランを放つなどこの回計4点を加えた。
アメリカン・リーグは七回表、ブレント・ルーカーの3ランなどで4点を挙げて追い上げると、九回表に2点を奪って6―6の同点に追いついた。
延長戦には入らず、勝負は初の本塁打競争に突入した。
3―1とリードされた場面で打席に立ったカイル・シュワーバーは3スイングすべてをスタンドへ運ぶ圧巻の3連発で逆転に成功。ナ・リーグが本塁打競争を4―3で制し、歓喜に包まれた。シュワーバーが球宴のMVPに輝いた。