3Dプリンターで作った幽霊銃、保育所で発見 3人逮捕 米NY市

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米ニューヨーク市の保育所で3Dプリンターで作られた銃が発見された/Spectrum News NY1

米ニューヨーク市の保育所で3Dプリンターで作られた銃が発見された/Spectrum News NY1

(CNN) 米ニューヨーク市マンハッタン区の保育所で、3Dプリンターで作られた銃が複数発見され、未成年2人を含む3人が逮捕された。ニューヨーク市当局が27日に発表した。

ニューヨーク市では2週間ほど前にもブロンクス区の保育所で、医療用麻薬「フェンタニル」中毒とみられる症状のために、1歳児が死亡する事件が起きていた。

ニューヨーク市保健・精神衛生局によると、銃が見つかったマンハッタン区の保育所は、ブロンクス区の保育所と同様、住宅内にある家族経営の施設だった。

警察は26日、以前から行っていた密造銃の製造と販売に対する捜査の一環として、マンハッタン区のイーストハーレムにある保育所を捜索。3Dプリンターで製造された数丁の銃と、3Dプリンター1台などを押収した。こうした追跡不可能な密造銃は「ゴーストガン(幽霊銃)」と呼ばれる。

警察は18歳の男を銃の製造にかかわった容疑で逮捕したと発表した。保育所はこの男の母親が経営していた。ほかに未成年2人も逮捕されたが、身元や逮捕容疑は公表されていない。

今回の捜査では、虐待を受けていた犬1匹も発見された。

問題の保育所は2021年2月に認可され、直近では23年2月に検査を受けていた。

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