米ペンシルベニア州の共和党予備選、トランプ氏推薦の陰謀論者が知事候補に

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トランプ氏(左)推薦のコーソーン氏は、ノースカロライナ州の共和党下院予備選で敗北/Chris Seward/AP/Jamie Squire/Getty Images North America/Getty Images

トランプ氏(左)推薦のコーソーン氏は、ノースカロライナ州の共和党下院予備選で敗北/Chris Seward/AP/Jamie Squire/Getty Images North America/Getty Images

オズ氏は17日夜のスピーチで、まずトランプ氏に感謝の意を表した。だが実際には、トランプ主義を声高に叫ぶバーネット氏に、草の根保守の票を持っていかれて苦戦した面もありそうだ。

一方、ノースカロライナ州の共和党下院予備選では、トランプ氏が推薦を出していた26歳の若手、マディソン・コーソーン下院議員が、不祥事の連続と他候補からの一斉攻撃をはね返せずに敗北した。

トランプ氏は15日夜、SNSで「かれは最近、愚かな過ちを犯したが、もう繰り返すことはないはずだ。再度チャンスを与えよう」と呼び掛けていた。

アイダホ州の共和党知事候補を決める予備選でも、トランプ氏推薦のジャニス・マクギーチン副知事が、現職のリトル知事に大差で敗れた。

リトル氏も大統領選をめぐるトランプ氏の陰謀論を支持してきた人物だが、マクギーチン氏はさらに強硬なトランプ主義の立場を取る。リトル氏の留守中に、新型コロナウイルス感染対策のマスク着用やワクチン接種義務を撤廃する行政命令を出して波紋を呼んだこともある。リトル氏は帰着後、ただちにこの命令を撤回した。

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