米大統領選予測、選挙人獲得数でもバイデン氏がリード

米大統領選の勝利に必要な選挙人の数でもバイデン氏(左)が優勢との予測が出ている/Getty Images

米大統領選の勝利に必要な選挙人の数でもバイデン氏(左)が優勢との予測が出ている/Getty Images

(CNN) 11月に行われる米大統領選に関する各種の世論調査で、民主党からの指名を確実にしているバイデン前副大統領が現職のトランプ大統領に対して2けたに近いリードを示しているが、実際の勝利に必要な選挙人の数でもバイデン氏が優勢とみられている。

大統領選で勝利するためには270人の選挙人を獲得することが必要となっている。残念なことに、現時点ではトランプ氏の再選の見通しはおぼつかないものとなっている。

政界の分析で知られる、「クック・ポリティカル・リポート」のエイミー・ウォルター氏と「538」のネイト・シルバー氏の両氏が明らかにした選挙地図はトランプ氏の厳しい情勢を浮き彫りにしている。

ウォルター氏によれば、トランプ氏は本選からわずか約5カ月の時点で、再選が難しい状況に陥っているという。同氏によれば、バイデン氏の獲得が確実もしくはバイデン氏寄りに傾いている選挙人は248人で、トランプ氏は同204人。

ウォルター氏によれば、バイデン氏が選挙人獲得で勝利するために必要な接戦の州もしくは地区は26%だが、トランプ氏は75%以上を獲得する必要がある。言い換えれば、トランプ氏には失敗の余地は少なく、バイデン氏にとっては勝利への道が大きく開けている状況といえそうだ。


シルバー氏の分析でも、バイデン氏が獲得する選挙人の数は368人、トランプ氏が獲得する選挙人の数は170人となっている。

ただし、ウォルター氏もシルバー氏も選挙戦が終わったとか、トランプ氏に勝ち目がないといっているわけではない。シルバー氏は、接戦州が全てバイデン氏に流れれば、バイデン氏が地滑り的な勝利を収める可能性があるとする一方で、トランプ氏が今から11月の本選までの間に選挙戦をどの方向に向かわせるかにかかっているとの見方を示した。

現在の選挙地図はバイデン氏に優位となっている。2016年の大統領選でトランプ氏が獲得した、ミシガン州やペンシルベニア州といった伝統的な民主党寄りの州が戻るだけでなく、アリゾナ州やノースカロライナ州といったかつての共和党の地盤だった州や、テキサス州でさえもバイデン氏が優勢となりそうだ。

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