重要3州は接戦続く、わいせつ発言の影響軽微 米大統領選

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ネバダ、ノースカロライナ両州ではオハイオに比べ、男女別にみた支持率の差が目立った。特にネバダでは、女性の間でクリントン氏が15ポイント、男性ではトランプ氏が10ポイントそれぞれリードしている。

オハイオの女性では両氏の支持率がほぼ並んだ。既婚女性でトランプ氏の支持率が高く、54%対40%とクリントン氏を大きく引き離しているのが目につく。ネバダ、ノースカロライナ両州の既婚女性では、クリントン氏の支持率がトランプ氏を上回った。

大卒の白人では3州ともクリントン氏が強く、ネバダでは49%対41%、ノースカロライナでは59%対37%の大差。オハイオでもクリントン氏が上回ったものの、48%対44%と小差にとどまった。

トランプ氏の最大の支持層とされる非大卒の白人では、3州とも圧倒的にトランプ氏が強く、クリントン氏との支持率の差はノースカロライナで48ポイント、オハイオで26ポイント、ネバダで25ポイントに上った。オハイオ州北部の工業地帯は伝統的に民主党の地盤とされてきたが、非大卒の白人住民が多く、今回の調査ではトランプ氏が20ポイントもリードしていることが分かった。

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