米上院、トランプ氏の大型減税法案を可決 下院で再採決へ

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「ボート・ア・ラマ」と呼ばれる手続きが行われる中、連邦議会に到着したバンス副大統領=1日/Al Drago/Getty Images

「ボート・ア・ラマ」と呼ばれる手続きが行われる中、連邦議会に到着したバンス副大統領=1日/Al Drago/Getty Images

(CNN) 米上院は7月1日、トランプ大統領が目玉政策に掲げる大型減税や歳出削減を盛り込んだ減税・歳出法案を僅差(きんさ)で可決した。可決された法案は修正されているため、下院で再び採決が行われる。

法案をめぐる審議は2日にわたって続いた。採決結果は賛成50、反対50と同数となったが、上院議長を務めるバンス副大統領が賛成票を投じて可決された。

与党・共和党からはランド・ポール議員、スーザン・コリンズ議員、トム・ティリス議員が民主党の議員らと共に反対に回った。

この法案では連邦税を大幅に引き下げ、国家安全保障関連の予算を増やしている。一方で、財源を確保するため、メディケイド(低所得者向け公的医療保険)などセーフティーネットに関連したプログラムは過去数十年で最大の削減となっている。

同法案が成立するには、下院で可決される必要がある。トランプ氏は4日までに成立させたいとの意向をこれまでに示しており、共和党の幹部らは実現に向けて奔走している。

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