クリントン氏の金融大手での講演、ウィキリークスが公開
ニューヨーク州ホワイトプレーンズ(CNN) 内部告発サイト「ウィキリークス」は15日、米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏が過去に米金融大手ゴールドマン・サックスで行ったとみられる講演の内容を盗み出して公開した。
ウィキリークスはこれまでもクリントン陣営の責任者、ジョン・ポデスタ氏の電子メールアカウントに対するハッキングを繰り返してきた。
新たに流出したメールでは、陣営スタッフがリサーチ部門の責任者にクリントン氏の過去の講演内容を送り、政治的に問題となる発言がなかったかどうか、内容をチェックして側近らに報告するよう依頼している。
クリントン氏は2013年に国務長官を退任してから昨年初めの大統領選出馬までの間に、ゴールドマン・サックスで有償の講演を計3回引き受けていた。
依頼を受けた同責任者は、これらの講演の中で5カ所の発言を取り上げている。