映画「プラダを着た悪魔」、続編の撮影開始 メリル・ストリープやアン・ハサウェイが再登場

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2006年公開の「プラダを着た悪魔」に出演したメリル・ストリープ/Barry Wetcher/20th Century Fox/Shutterstock

2006年公開の「プラダを着た悪魔」に出演したメリル・ストリープ/Barry Wetcher/20th Century Fox/Shutterstock

(CNN) 2006年に公開されたヒット映画「プラダを着た悪魔」の続編が上映に向けて一歩前進した。作品のモチーフとなったファッション業界が転換点を迎える中での動きだ。

20世紀スタジオは6月30日、SNSへの投稿で、「プラダを着た悪魔」の続編の制作が進行中だと発表した。今回の発表は、ほぼ40年にわたりヴォーグ誌の編集長を務めたアナ・ウィンター氏が退任するという報道とタイミングが重なった。

第1作は、ウィンター氏の個人アシスタントを務めた経験を持つローレン・ワイズバーガー氏が発表した03年のベストセラー小説が原作。ニューヨークへと出てきた女性(アン・ハサウェイ)が妥協を許さない編集長の下で一流ファッション誌に勤める姿が描かれた。

メリル・ストリープ演じる編集長ミランダ・プリーストリーは、あらゆる業界で「恐い上司」の代名詞となり、ストリープは同役でアカデミー賞にノミネートされた。

続編ではストリープのほか、ハサウェイ、スタンリー・トゥッチ、そして前作でブレークしたエミリー・ブラントも再登場する。

CNNが確認したところでは、ケネス・ブラナーもキャストに加わる。

一方、プリーストリーのモデルとされるウィンター氏は、登場人物と結びつけられることにあまり熱心ではなかった。

ウィンター氏は09年のテレビ番組で、映画を「フィクション」とし、「映画に登場する出版社が言うように、私はいつも温かくて愛想がいいわけではない」と語った。

ただ、「この映画で気に入ったのは、雑誌作りにどれほどの努力が費やされているかがよくわかっていることだ」とも述べていた。

続編の監督は前作と同じデビッド・フランケル。

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