米マイクロソフト、3カ月有給の育休制度を新設 休校延長受け

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新型コロナ感染拡大による学校の休校延長を受け、MSが有給の育休制度を新設した/Roy Rochlin/Getty Images

新型コロナ感染拡大による学校の休校延長を受け、MSが有給の育休制度を新設した/Roy Rochlin/Getty Images

サンフランシスコ(CNN Business) 新型コロナウイルス対策のため学校の休校期間が延長されたことを受け、米マイクロソフトは従業員の育児有給休暇を3カ月増やすと発表した。

有給の育児休暇をいつ、どのように使うかは従業員が選ぶことができ、3カ月まとめて取得しても、1週間に数日ずつ取得しても構わない。マイクロソフトはこの制度を「12週間有給パンデミック学校保育所閉鎖休暇」と名付けている。

広報はこの制度について、「学校の休校が延長される中、従業員の柔軟性を高め、休暇を取得してもらう」ための措置と説明した。

新型コロナウイルス対策で世界中の学校が休校となり、ユネスコの推計では世界188カ国の休校で影響を受ける児童・生徒は世界全体の91%以上に当たる約16億人に上る。米国でも複数の州が休校延長を発表し、マイクロソフトの本社があるワシントン州などは、学年末まで休校にすると発表していた。

マイクロソフト以外でも、米IT大手は都市封鎖に伴い在宅勤務が増えた従業員のための対策を相次いで打ち出している。フェイスブックは先月、4万5000人の従業員全員に1人当たり1000ドルを支給し、パートタイムや契約社員に対しては仕事が減っても全額を支給すると発表。ツイッターやグーグルも、契約社員への支払いを続けると表明した。

一方、アマゾンは、特に倉庫や配送施設で働く従業員の処遇をめぐって批判の的になっている。

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