サウジ、イエメンでの停戦発表 新型コロナの感染拡大抑止を念頭

反政府武装組織「フーシ」と戦うサウジアラビア主導の有志連合が2週間の停戦を実施する/MOHAMMED HUWAIS/AFP/AFP via Getty Images

反政府武装組織「フーシ」と戦うサウジアラビア主導の有志連合が2週間の停戦を実施する/MOHAMMED HUWAIS/AFP/AFP via Getty Images

(CNN) 中東イエメンでイランを後ろ盾とする反政府武装組織「フーシ」と戦うサウジアラビア主導の有志連合が、2週間の停戦を実施することを明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大を食い止める目的があるという。サウジの国営メディアSPAが報じた。

有志連合の報道官によると停戦は9日から発効している。SPAは今回の措置について、国連の求めに応じたものだと述べた。国連のグテーレス事務総長はこれに先立ち、新型コロナの感染拡大を防ぐため敵対的な関係を停止するよう両陣営に呼び掛けていた。

米ジョンズ・ホプキンス大によれば、新型コロナの感染者数は全世界で150万人を突破。ここまで8万8000人以上が死亡している。

前出の報道官は、今回の停戦によってサウジが後押しするイエメンの暫定政権とフーシ側による協議にも道が開けるとの見解を示した。暫定政権は南部の港湾都市アデンを、フーシは首都サヌアをそれぞれ拠点にしている。

国連事務総長イエメン担当特使を務めるマーティン・グリフィス氏は、声明でサウジの発表を歓迎。同国と有志連合がイエメンの危機的状況を認識し、行動に踏み切ったことに対して感謝の言葉を述べた。

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