米マイクロソフトのタブレット端末「サーフェス」はiPadを脅かす存在になる?

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米マイクロソフトの新型タブレット端末「サーフェス」=Microsoft Corporation提供

米マイクロソフトの新型タブレット端末「サーフェス」=Microsoft Corporation提供

ニューヨーク(CNNMoney) 米マイクロソフトはこのほど、新型タブレット端末「サーフェス」の発売を開始した。米アップルのタブレット端末「iPad」が2010年のデビュー以来、市場で圧倒的優位を誇ってきた中、新しい基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」を搭載したタブレットは、初めて本格的にiPadに対抗できる存在になるかもしれない。

これまでのタブレット端末は、iPadと似たような製品か、価格が安い小型製品のいずれかに大別できていた。これに対してマイクロソフトのウィンドウズ8搭載タブレットは、PCのフル機能を詰め込んだという点で、第3のカテゴリーに分類できる。

現在出回っているタブレットはまだ補完的な役割しか持たず、OSの機能は外出先でのメディア利用とネット閲覧に絞られていて、PCの代替にできるところまでは到達していなかった。

iPadが文書やプレゼン資料の作成に使われることはほとんどなく、業務用アプリケーションに使われるケースはさらに少ない。複数の作業を同時に行うマルチタスクにも適していない。会社で使うためにOSの設定をカスタマイズしようとしてもうまくいかず、業務用にはやはりPCが必要だった。

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