自分は「俳優」 ケイト・ブランシェット、映画賞の男女区別撤廃を評価

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ケイト・ブランシェットが映画賞の男女区別撤廃を評価した/Pascal Le Segretain/Getty Images

ケイト・ブランシェットが映画賞の男女区別撤廃を評価した/Pascal Le Segretain/Getty Images

(CNN) 今年のベネチア国際映画祭で審査委員長を務めたケイト・ブランシェットが、初日の記者会見で、自身を女優ではなく「俳優」と形容した。

記者会見でブランシェットは、ベルリン国際映画祭が「男優賞」「女優賞」を廃止して、性別を区別しない賞を創設したことについて質問され、「政治的な発言ではないけれど、私はいつも、自分のことを俳優と呼んでいる」と述べ、「私の世代では、『女優』という言葉は常に、さげすみの感覚で使われていた」と指摘した。

ブランシェットはさらに、「良いパフォーマンスは良いパフォーマンス」と強調、他のアーティストの作品を審査しなければならないのは難しいと打ち明けた。

ベネチア国際映画祭に登場したティルダ・スウィントンも同じ意見で、英紙ガーディアンのインタビューに対し、「ベルリンのことを聞いて本当にうれしく思う。きっと誰もが従わなければならなくなるはず。間違いない」とコメントしている。

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