新型コロナ、機内のトイレで無症状の乗客から感染か 韓国

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外国人乗客に新型コロナ検査を行う医療従事者ら=4月1日、韓国・ソウルの仁川国際空港/Jung Yeon-je/AFP/Getty Images

外国人乗客に新型コロナ検査を行う医療従事者ら=4月1日、韓国・ソウルの仁川国際空港/Jung Yeon-je/AFP/Getty Images

(CNN) イタリアから韓国に帰国して新型コロナウイルスを発症した女性の症例について、機内のトイレでウイルスに感染した可能性が大きいと指摘する論文が、米疾病対策センター(CDC)の学術誌に掲載された。

イタリアのミラノで新型コロナウイルスが猛威を振るっていた今年3月、韓国人約300人が、政府の手配した便でイタリアから韓国に帰国した。後に感染が確認された28歳の女性は、この中の1人だった。

女性はトイレを使う時を除き、機内ではN95マスクを着けていたという。

このトイレは周辺の乗客たちも使っていたが、その中には、無症状の患者1人が含まれていた。女性はこの無症状の患者から、3列離れた座席に座っていた。

便を手配した韓国の当局は感染防止対策を徹底させ、出発前には全員が検査を受けていた。症状のあった11人は搭乗させなかった。乗客乗員は全員が韓国に到着してから2週間隔離された。帰国直後の検査では、乗客6人に陽性反応が出た。

28歳の女性は、帰国から8日後に発症して入院した。

「この女性が外出しておらず、便の出発前はイタリアの自宅で3週間、1人で自己隔離していたこと、空港へ行く際に公共交通機関を使わなかったことを考えると、機内で症状のある患者との間接的な接触を通じて感染した可能性が極めて大きい」。韓国・順天郷大学医学校の研究チームはそう指摘している。

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