渦中の１６歳アイドル、台湾メディアが「取り戻す」と宣言
先の総統選に勝利した蔡英文（ツァイインウェン）氏
ツウィさん側は、実入りのいい中国本土の市場規模に屈したとみられる。インターネットのビデオ声明に本人が青ざめた顔で登場し、「中国は１つしかありません」「私はいつも、中国人であることを誇りとしてきました」などとするコメントを音読。中国での活動は休止すると表明した。
この謝罪を受けて黄安さんは、「待ちわびたこの日がついに来た。我々は母国を認める良い子を取り戻した」と書き込んでいる。
台湾のＣＮＡ通信によれば、ツウィさんの所属事務所ＪＹＰエンターテインメントは、ツウィさんの契約打ち切り交渉が行われているという情報について「事実無根」と否定した。
ツウィさんに謝罪を強要したとする説も否定し、両親が韓国に来るのを待って本人を交えて話し合い、謝罪することを決めたと説明している。
韓国ではＪＹＰに対する批判の声が続出。台湾でも総統選に勝利した蔡英文（ツァイインウェン）氏が演説の中で今回の出来事に触れ、蔡氏に敗北した朱立倫（チューリールン）氏もフェイスブックの投稿で「１６歳の少女にとってはあまりに過酷。あなたの帰郷を歓迎します」とツウィさんを応援した。
