イラン報復攻撃、ミサイル着弾の瞬間とらえた映像 テルアビブの重要軍事施設付近
テルアビブの軍事施設付近にミサイル着弾
(CNN) イランによるイスラエルへの報復攻撃が行われ、CNNが検証した映像には、イスラエル国防軍(IDF)と国防省が入る軍司令部が位置するテルアビブの「キルヤ」付近にミサイルが着弾する様子が映っている。
イランは13日深夜から14日にかけ、イスラエルに報復攻撃を行った。付近の建物から撮影した動画には、地上から複数の迎撃飛翔(ひしょう)体が空へ発射される様子が確認できる。その直後、ミサイル1発が地面に着弾して大きな爆発が発生し、着弾地点から大きな煙が立ち上っている。
着弾後の様子を捉えた映像には、深刻な被害を受けた集合住宅が映る。
ロイター通信が撮影した別の映像には、現地時間午前1時35分ごろ、地表へ落下したミサイル1発がキリヤ一帯を直撃する様子も捉えられている。爆発はテルアビブ各地で報告されている。
イスラエル軍は13日から14日午前にかけ、複数回にわたるイランの空からの攻撃を撃退しようと試みた。IDFは「被弾や場所についてはコメントしない」としている。