トランプ氏、韓国と15%関税で合意

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韓国ピョンテク市の港に見える輸送コンテナ=4月15日/Kim Hong-Ji/Reuters

韓国ピョンテク市の港に見える輸送コンテナ=4月15日/Kim Hong-Ji/Reuters

(CNN) トランプ米大統領は30日、韓国からの輸入品に15%の関税を課す新たな貿易協定を発表した。

トランプ氏は自身のSNSトゥルース・ソーシャルで「この協定で韓国は米国に3500億ドル(約52兆円)を供与する。これは、米国が所有・管理し、大統領である私が選定した投資に対するものだ」と述べた。

韓国に対しては4月に25%の「相互」関税が課されていた。その後、トランプ氏は数十カ国に影響を及ぼす関税の一時停止を発表し、8月1日にその停止期限を迎える予定だった。

新たな15%関税は、4月以降、韓国をはじめとする数十カ国に課されている10%の最低関税よりも依然として高い。

ラトニック商務長官は30日、X(旧ツイッター)で、日本と同様に、韓国から米国に輸出される自動車には15%の関税が課されると述べた。「半導体や医薬品に関しても、他のどの国よりも不利な扱いを受けることはない。鉄鋼、アルミニウム、銅は対象外で、変更はない」という。

韓国は米国にとって7番目の規模の輸入元。商務省のデータによると、昨年の韓国の対米輸出額は1320億ドル相当。輸出上位の製品には、自動車と自動車部品に加え、半導体や電子機器が含まれていた。

一方、米国は昨年、韓国に660億ドル相当の製品を輸出している。輸出上位2品目は石油・ガスと産業機械だった。

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