飛行中に乗客がドア開けようとする騒ぎ、全日空機が行き先変更 苛立って暴れた別の乗客も「排除」

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米ヒューストンに向かっていた全日空の旅客機内で、乗客がドアを開けようとする騒ぎがあった/Philip Fong/AFP/Getty Images/File

米ヒューストンに向かっていた全日空の旅客機内で、乗客がドアを開けようとする騒ぎがあった/Philip Fong/AFP/Getty Images/File

(CNN) 羽田空港を出発して米テキサス州ヒューストンに向かっていた全日空の旅客機内で24日、乗客がドアを開けようとする騒ぎがあり、同機は行き先を変更してワシントン州シアトルに着陸した。米連邦捜査局(FBI)などが明らかにした。

ドアを開けようとした乗客は乗員や周りの乗客に取り押さえられ、着陸後に検査のため病院へ運ばれた。

全日空によると、騒ぎがあったのは羽田発ヒューストン行きのANA114便。航空機追跡サイトのフライトアウェアによれば、同機は出発からおよそ10時間後の24日午前4時ごろ(現地時間)、シアトル・タコマ国際空港に着陸した。

シアトル港湾警察はCNNの取材に対して25日、飛行中にドアを開けようとした乗客がいるとの通報を受けて出動したことを明らかにした。残る乗客や乗員にけがはなかったとしている。

米連邦航空局(FAA)も25日、乗客が騒ぎを起こしたために同機が行き先を変更したことを確認した。

ANAによれば、シアトルの空港に着陸後、別の乗客が行き先の変更にいら立って機内で暴れ、トイレのドアを殴る騒ぎを起こした。

警察によると、この乗客は迷惑行為を理由に「排除」され、同機から降ろされた。同機はその後、ヒューストンに向けてシアトルを出発。現地時間の午後1時ごろ、無事到着した。

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