反政権派記者に対する禁錮25年、国際社会から非難の声

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モスクワでの裁判で禁錮25年の刑を言い渡されたウラジーミル・カラムルザ氏/Natalia Kolesnikova/AFP/Getty Images

モスクワでの裁判で禁錮25年の刑を言い渡されたウラジーミル・カラムルザ氏/Natalia Kolesnikova/AFP/Getty Images

(CNN) ロシアの反政権派の活動家ウラジーミル・カラムルザ氏に禁錮25年の有罪判決が言い渡されたことを受けて、米国など国際社会から非難の声が上がっている。

米国務省の報道官は「カラムルザ氏はロシア政府によるエスカレートしている弾圧のキャンペーンの新たな標的となった」と述べた。報道官は、カラムルザ氏とともに400人を超える政治犯の解放を改めて求めた。

フランスの外務省は、カラムルザ氏に対する判決について「失望」したと述べ、今回の判決について、ロシア当局がウクライナでの侵略戦争に批判的な声に対して行っている弾圧キャンペーンの新たな事例だと指摘した。

フランス外務省は、カラムルザ氏の健康状態が悪化していることについても懸念を表明した。フランスは、ロシアに対して、国際的な人権法を尊重し、政治犯を釈放し、政治犯に対する法的な手続きを停止するよう求めた。

ノルウェーの外相は、カラムルザ氏に対する「政治的な動機」による判決を「最も強い言葉」で非難した。

オーストリア外務省はツイッターへの投稿で、ロシアの悪化する人権状況について「深く憂慮する」と述べた。

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