イラン製ドローン無力化へ、ウクライナが新技術開発

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(CNN) ウクライナのレズニコウ国防相は16日までに、ロシアが調達しウクライナへ投入しているイラン製の攻撃型ドローン(無人機)を無力化する新たな技術を開発していることを明らかにした。

国防相はロシアが現在保有するこれらドローンは約300機と推定。さらに数千機の追加調達をもくろんでいるとも判断した。

ロシアがより多くのドローンを獲得する事態への準備をしなければならないとし、その脅威を封殺するためのシステムを開発中とした。細部まで分解して内部に搭載している「電子頭脳」の種類などを特定し、様々な対抗措置を検討しているとした。

ウクライナ軍南部作戦管区のフメニュク報道担当者によると、ロシア軍はイラン製の自爆攻撃用ドローンを集団で投入し、ウクライナ軍の防空態勢の探知などを進めている。

これらドローンをウクライナ全土で用いており、南部だけでなく北部からも飛ばしているという。

ウクライナ軍は南部でドローン109機を撃墜したが、33機は標的に命中していた。狙っていた施設などの大半は公共インフラだったとした。自爆攻撃用ドローンは「マッチ」のような役目を果たすともし、爆発ではなく火災を生じさせて標的の機能を抹消させる場合がより多いと述べた。

ロシア軍によるイラン製ドローンの動員が目立つ新たな展開を受け、ウクライナ政府は西側諸国に対し防空システムの供与の拡大を求めてもいる。

自爆攻撃用ドローンは標的があるとみられる地域の上空に滞空し、敵側の軍事資産などを特定すれば攻撃に転じる性能を持つ。精密誘導ミサイルを装備でき、搭載する兵器などの重量は約50キロとされる。

小型、携行可能で発射の操作も容易だが、最大の利点は探知が難しく遠方から飛ばせることにある。「カミカゼ・ドローン」とも呼ばれているのは使い捨てが可能だからだ。

ウクライナのゼレンスキー大統領によると、ロシアは自爆攻撃用ドローン「シャヘド136」の計2400機をイランに注文した。

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