「皆逃げていった」、住民がロシア軍撤退を目撃 ウクライナ・ハルキウ州

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ウクライナ北東部反攻の現場、CNNが独占取材

ウクライナ・クピャンスク(CNN) ウクライナは風向きが変わる日を待ち望んでいた。ロシアによる侵攻開始から6カ月、ウクライナが南部と東部で仕掛けた反攻は数カ月にわたり練られた計画に基づき、米軍の巨大な軍事支援パッケージに支えられている。

世間への広報活動も成り行き任せにしていない。先月29日に南部反攻が始まる前から、先週口火を切った東部での軍事作戦に向けた広報の準備が念入りに行われていた。

当局は前線にジャーナリストが向かうことを許可していない。ただ、ウクライナ側兵士がソーシャルメディアに投稿する一定の画像を発表することが許されているだけだ。

その結果、ウクライナ軍は難なくロシア軍を6カ月以上占領していた地域から追い出したとの印象が出来上がる。

だが真実はどうか。戦争をしている地域では不可避なことだが、はるかに不透明な状況というのが現実だ。

CNNは同国北東部ハルキウ州の町クピャンスクに独占的な立ち入りが許された。庁舎の屋上にウクライナの国旗を掲げる兵士の写真が登場した翌日だ。

そこで見たのはウクライナが完全に支配する状態からは程遠く、支配を巡る厳しい戦闘が続く町の様子だった。

町の辺境で取材に応じたある人は「(ロシア軍が何日も)ハルキウで続く闘いで砲撃を繰り返していた」と語った。

11日午後も、発射される砲弾の鈍い音が、飛来してくる砲弾の音で中断される状況にあった。ロシア軍はクピャンスクの支配を巡って戦闘を続けている。北部国境の向こうにあるロシア・ベルゴロドの軍基地とドネツク州東部やドンバス地方前線を結ぶ補給路を確保する上で、この町は極めて重要な地点となっている。

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