ウクライナへのミサイル攻撃、橋爆発への対応 プーチン大統領

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キーウ(キエフ)で起きた複数の爆発の後、負傷した民間人を救出する消防士/Ukrainian State Emergency Service/Handout/Anadolu Agency/Getty Images

キーウ(キエフ)で起きた複数の爆発の後、負傷した民間人を救出する消防士/Ukrainian State Emergency Service/Handout/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) ロシアのプーチン大統領は、10日に起きたウクライナ首都キーウ(キエフ)をはじめとする各都市でのミサイル攻撃について、ウクライナ政府による「テロ行為」への対応だと述べた。具体的には8日に発生したロシア本土とクリミア半島を結ぶ「ケルチ橋」への攻撃に言及し、ウクライナの「特殊部隊」が実行したものだとの見解を示した。

しかしウクライナの国防諜報(ちょうほう)機関は10日の声明で、ロシア政府がウクライナに対する「大規模な」ミサイル攻撃を先週前半から計画していたと主張した。

軍の諜報を引用した同機関によれば、ロシア軍の部隊は「クレムリン(ロシア大統領府)から10月2日と3日に指示を受け、ウクライナにある民間のインフラ施設に対する大規模なミサイル攻撃を準備していた」という。

「極めて重要な民間のインフラ施設と、人口が密集したウクライナ各都市の中心部が標的として特定された」と、声明は付け加えた。

ロシアは10日、ウクライナ各地の標的に対して計84発の巡航ミサイルを発射した。ウクライナ軍参謀本部がフェイスブックへの投稿で明らかにした。

ウクライナのクレバ外相はこれに先駆け、ロシア政府のケルチ橋攻撃に関する主張について「馬鹿げている」と一蹴した。

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