ロシア正教会総主教、プーチン氏の統治は神の定め 誕生日に称賛

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ロシア正教会のキリル総主教が、誕生日を迎えたプーチン大統領に称賛の言葉を贈った/Kirill Kudryavtsev/AFP/Getty Images

ロシア正教会のキリル総主教が、誕生日を迎えたプーチン大統領に称賛の言葉を贈った/Kirill Kudryavtsev/AFP/Getty Images

(CNN) ロシア正教会最高位のキリル総主教は7日、70歳の誕生日を迎えたプーチン大統領を称賛し、プーチン氏はロシアを統治するよう神によって定められていると主張した。

キリル総主教はプーチン氏宛ての書簡で「神があなたを権力の座に就かせた。国と国民の運命にとって特別重要で、大きな責任を伴う職務を果たせるようにするためだ」と述べた。

キリル総主教は聖職者に対し、7~8日の2日間、プーチン氏の健康を祈るよう呼び掛けた。

ウクライナでの戦争では民間人の信徒が多数亡くなっているが、キリル総主教はプーチン氏の戦争を公然と支持する姿勢が目立つ。

クレムリン(ロシア大統領府)や戦争への強固な支持を打ち出したことで、キリル総主教は宗教界で孤立。ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は先ごろ、キリル総主教にプーチン氏の「侍者」になってはならないと警告した。

英政府は6月、戦争への支持を理由にキリル総主教に制裁を科している。

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