ロシア軍、ウクライナで「多大な」損失 大統領報道官が認める

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首都近郊の町ブチャで、破壊されたロシア軍の戦車の近くを歩くウクライナ軍の兵士/Felipe Dana/AP

首都近郊の町ブチャで、破壊されたロシア軍の戦車の近くを歩くウクライナ軍の兵士/Felipe Dana/AP

(CNN) ロシア大統領府のペスコフ報道官は7日、英スカイニュースとのインタビューで、ウクライナに展開するロシア軍が「多大な」損失を被ったことを短く認め、ロシアにとって「大きな悲劇」だとの認識を示した。

ペスコフ氏は今回、ウクライナ首都キーウ(キエフ)からのロシア軍撤退は大統領府にとって「屈辱」とみなしうるかと聞かれ、そうした言葉を使うのは状況に対する「間違った理解」になると主張した。

一方で「我々は多大な兵力の損失を被っている。我々にとって大きな悲劇だ」と認めた。キーウやウクライナ北部チェルニヒウ地域から撤退した理由については、「ウクライナとロシアの代表団の交渉中に善意を示した」と説明した。

そのうえで、こうした行動には「交渉継続に適した状況をつくる用意がロシアにあることを示すため、緊張を緩和する」狙いがあったとしている。

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